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城山公園のしるべ石


毎日住んでいても意外と知らないことがあるものです。
まずは、わたしたちの町、稲城市向陽台について調べてみました。
 向陽台にはいろいろと遊び心に満ちた仕掛けがあります。 たとえば城山の裾をめぐって、「一の丸」とか「二の丸」とか記した石柱がありますが、 あれは一体なんでしょう?
 市の「緑と建設」課に問い合わせて、次のように教えていただきました。
 城山公園は南側(サンワ側)から整備されてゆき、テニスコート等の諸施設 も南に偏在しているので、そちらはにぎやかですが、人の足がなかなか北側にむかいません。
人の流れを北へ誘導する目的で「しるべ石」のアイデアが生まれました。 絵と詩が記された陶板は彫刻家・志津雅美氏の手によるもので、同氏は制作意図を次のように語っています。
 「僕は薩摩の城山の近くで生まれ育ち、城のなかの草っぱらや堀ばたで一 日中遊んでいた子供のころをよく思い出しながら「一の丸」、「二の丸」な んて石に彫ったり、ファインタワーに登りお城の天守閣みたいだなんて思っ たり、ここで生まれ育つ子供たちにとってはここが故郷になるんだなあなん て、その故郷の思い出の一頁の挿絵を作っているんだなあと思ったりしてい る。」

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